広島に勝ち越した金本監督「ビジターに弱いと言われないように」

8回、糸原(右)のアウト判定に金本監督はベンチを飛び出し猛抗議=甲子園
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 「阪神2-1広島」(16日、甲子園)

 阪神が原口の決勝打で首位広島にカード勝ち越しを決めた。金本監督は八回に糸原の二ゴロの判定に抗議をしてこの試合にかける執念を見せた。首位広島に2・5差となり、18日からは中日、巨人とビジターでの6連戦。金本阪神が広島を猛追する。金本監督の一問一答は以下の通り。

 (テレビインタビューで)

 -首位・広島に勝ち越し。

 「今日の試合というのは、僕の中ですごくポイントになる試合かなという風に思ってたので良かったです」

 -九里から最後に原口が打った。

 「ああいう場面でね。ああいう、何て言うんですか、食らい付いてヒットを打っていくのが原口のいいところで。そこを信頼して5番バッターで使ってるので、良かったです」

 -1、2番を糸原、高山で。

 「(広島は)左の中継ぎがいませんし、ズラッと左を並べてね。高山もあまり調子が良くないので、昨日の(試合でプロ初打点の)糸原の振りの速さに期待して1番で起用しましたけど」

 -その手応えは?

 「結果的に2点しか取れてないので、功を奏したかは分からないですけど、とにかく勝てて良かったです」

 -能見は5回1失点。

 「立ち上がり、フォアボール出したりいい当たりされて、どうなるかと思ってましたけど、さすが途中から修正してくれて。5回1失点、今の広島を相手にね、僕は十分だと思います」

 -2番手の桑原は2回無失点。

 「完ぺきなリリーフといいますか、右がズラッと並んでたんで、桑原に2イニングいってもらおうということで。本当、完ぺきなピッチングでした」

 -火曜日からはビジター6連戦。

 「まだ中日とも当たってませんし初対決になるんですけど、ビジターに弱いと言われないように、敵地に行ってもしっかり戦っていきたいと思います」

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