虎に秘密兵器!「体成分分析装置」導入 これで正確な数値が測れマッスル

 阪神が、腕回りや太もも回りなどの筋力量を正確に測定できる「体成分分析装置」を導入していたことが6日、分かった。1台250万円の最新鋭機器で既にチームとして2台を購入。筋肉量のほかにも体脂肪率などの正確な数値を計測できる優れ物で、選手の肉体強化への大きな手助けとなること間違いなしだ。

 開幕を前に“新兵器”が導入された。体の成分データの測定機器を手がけるインボディ社製のもので、既に1月末に鳴尾浜で若手選手が使用。今後はトレーナー陣が詳細な使い方の研修を受け、1軍選手の測定でも本格的に使用していくことになる。

 自分の体を知ることが重要だ。球団関係者は「せっかくトレーニングをやっているから、その成果を明確に調べるため」と導入意図を説明。続けて「これでやることによって精度が上がる」と、トレーニングの効率アップに役立てていく考えだ。

 これまでは腕の太さや太もも回りなど、手作業で測っていたが、その日のコンディションによって、数値に誤差が生じることも。そこで、より正確なデータを把握するために今回のハイテクマシン購入の運びとなった。

 チームとしてもウエートトレーニングに重きを置いてきた猛虎。オフには選手個々にノルマとしての目標重量を示し、筋力トレーニングに取り組ませた。今回の新兵器導入は自分の体を正確に把握することで、より効果的なトレーニングメニューを組める。己の肉体を知り、鍛え上げ、頂点をつかみ取る。

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