金本監督指令!若虎よ一流侍を打て「10勝以上するピッチャーを打ってこそよ」
阪神の金本知憲監督(48)が2日、甲子園での全体練習に参加後、若手に一流投手を攻略するよう指令を出した。3日は侍ジャパンとの強化試合(京セラドーム)が予定されており「二線級、三線級から打っても満足しちゃいかんよ」とゲキを飛ばした。
3日のメンバーはレギュラーを目指す若手が中心。定位置を確保するには各球団のエース級を攻略しないといけない。
指揮官は「やっぱりローテーション、10勝以上するピッチャーを打ってこそよ。七回、八回、九回と勝ちゲームで投げるセットアッパーとかクローザーとか。そこを打てるバッターを目標にしてほしい」と話した。
キャンプ終盤の実戦で結果を残してきた大山は「日本のトップの投手と対戦できる。1球、1打席が大事だし、やりながら勉強したい。ボール自体も打席で見るのとベンチで見るのも違いますし」と力を込めた。プロ入り後初めて甲子園で練習し「ここがホームグラウンドになる」。そう満面の笑みを浮かべるルーキーが、一流投手との対戦を心待ちにした。