植田もいるぞ!軽快遊撃守備まるで忍者 巨人スコアラーも警戒
「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)
阪神の植田海内野手(20)が、今キャンプ初のシートノックで遊撃の守備位置に入り、軽快な動きを披露した。視察した巨人・森中スコアラーは「(元楽天の)小坂さんみたいなイメージ。これからチェックしないといけない選手」と評価した。
北條、鳥谷の正遊撃手争いを食うかのような、柔らかいグラブさばき、そして忍者のような素早い動き。久慈内野守備走塁コーチも「身のこなしが上手。ここにスピードがついてくれば、二遊間に入った選手の中でもトップクラスになる」と先輩たちと比べても見劣りしなかった植田の存在感に目を細める。
「走塁はチームでもトップクラス。ここで守れるとなれば、大和がそうだったように十分、開幕の戦力にも入っていける」と力を込めた久慈コーチ。森中スコアラーも「終盤の代走とかで出てきたらイヤな選手。だからチェックしておかないといけない」と警戒する。「今は送球に力を入れてやっている」と連日の特守で技術向上を目指す植田が、欠かせない戦力になる可能性を秘めている。
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