高山「船橋の星」目指すなっしー ふなっしーと“共闘”故郷の子供たちに夢を

 阪神・高山俊外野手(23)が6日、故郷の千葉県船橋市役所で行われた「船橋市特別功労表彰」の授与式に出席した。松戸徹市長(62)は、サプライズで同市の非公認キャラクター・ふなっしーのグッズをプレゼント。主軸としての働きが期待される今季、ゆるキャラと“共闘”し、故郷の星になる。

 プロ野球選手を志す子供たちへ、支えてくれる地元の人々へ夢を与えたい。故郷が授けてくれた「船橋市特別功労表彰」という栄誉は、高山にとって今季を戦う上での活力の源になる。2年目シーズン。昨年より、はるかに躍進した姿を故郷に届ける。

 「僕の野球人としての土台ができたのは船橋市の環境があったからです。また船橋市から一人でも多くの野球選手が出ればいいかなと思いますので、できる限り市に貢献できればと思っています」

 昨年、虎風荘に入寮する際には同市の非公認キャラクター・ふなっしーのぬいぐるみを持参した。地元への愛着が人一倍強い青年は“相棒”とともにルーキーイヤーを完走。球団新人安打記録を塗り替え、新人王を獲得できたのは見えない支えがあったからだ。

 この日は、松戸市長が「これまで以上の活躍をしていただきたい」と、サプライズでふなっしーのグッズをプレゼント。ほほえみながら受け取った高山は「袋を開けてから(感想は)考えます」と冗談交じりに話し、そっと懐にしのばせた。また、故郷への思いを強くした。

 昨年12月20日に帰省し、年明けは3日から自主トレをスタート。ウエートトレーニングで昨シーズン終了時から体重は1~2キロ増え、胴回りを中心に太ももなども一回り大きくなった。また、現役時代の金本監督も愛用していたファイテン社製の酸素カプセルへ入るなど、新たな取り組みも実施している。

 「一人で時間も有効に使えていますし、いいトレーニングができていると思います」

 9日に帰阪し、10日から再び鳴尾浜で自主トレを開始する。愛する故郷の夢と希望を背負って、戦いの場へ走りだす。

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