阪神の新人8選手が入寮 ドラ1大山はストレッチポール持参

赤色のストレッチポールを持参した大山
3枚

 阪神の新人8選手が6日、兵庫県西宮市内の虎風荘に入寮した。ドラフト1位の大山悠輔内野手(22)は白鵬大の同級生からプレゼントされたストレッチポールを持参するなど、各新人がこだわりの一品を持参。その中でもドラフト4位ルーキー・浜地真澄投手(18)=福岡大大濠=は、一枚の新聞記事をファイルに入れて自室へ持ち込んだ。

 それは昨夏の福岡大会で初戦敗退を伝えた地元紙の記事。春の九州大会を制し、優勝候補の大本命として迎えた福岡第一との初戦。1点リードの八回に、味方のミスも絡んで一挙4点を失った。試合をひっくり返され、甲子園への道がたった1試合で閉ざされた。

 「この記事を見るたびに、悔しさと達成できなかったもどかしさがこみ上げてくる」と明かした浜地。「今はそれを励みに頑張っていこうと思っています」と表情を引き締めた。

 明るい、楽しい思い出の品を持ち込む選手は多かったが、自身の敗戦を伝える記事を持ってきた選手は異例。高校生活最後の夏に味わった屈辱をバネに、18歳の右腕は甲子園のマウンドを目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス