MVP青柳、オレも進む岩貞ロード 「2桁、開幕ローテ」狙う!

 アジア・ウインターリーグに参加していた阪神の青柳晃洋投手(23)ら5選手が19日、台湾から帰国した。同リーグでは3勝0敗1セーブ、防御率1・45と安定した成績を残して投手MVPを受賞。昨年の岩貞に続いて2年連続で阪神から選出された。同リーグでの活躍をきっかけに、今季10勝を挙げた左腕に続く飛躍を目指す。

 先輩左腕が刻んだ足跡にならって“岩貞ロード”を歩む。「もちろん2桁とか、開幕ローテとか、狙えるものは狙っていきたい」。台湾から帰国した青柳が、来季に向けて意気込んだ。

 昨年の同リーグで5試合に登板して2勝0敗、防御率0・53でMVPに輝いた岩貞に負けない好成績を残した。「期待に応えられるようにしたい」。来季の目標設定に10勝を掲げた。

 6試合に登板し、3勝0敗1セーブ、防御率1・45。課題だった与四死球は8つで、シーズンと比べて1試合当たりで2つ減らした。「フォアボールを出さないように、という中でもしっかり投球できたので、その点はよかったかなと思う」と手応えを得た。

 新球のカーブにも好感触を口にした。「カーブを生かして三振も取れた」。勢いのある真っすぐに、曲がりの大きいスライダーを武器にしていた今季。緩急を手に入れたことで投球の幅も広がった。

 「MVPを取ったから岩貞も10勝できたんだよ」と冗談半分で現地の台湾人にも声を掛けられたという。台湾でも日本の野球は人気。台湾球界からも注目される男が、来季終了後に吉報を届ける。

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