青柳へ猫ひろし流3カ条ニャー ファン感仮装に感激ニャー

 2年目のジンクスを吹き飛ばすニャー!!リオデジャネイロ五輪・男子マラソンにカンボジア代表として出場したお笑いタレント・猫ひろし(39)が8日、アジア・ウインターリーグで奮闘中の阪神・青柳晃洋投手(22)に珍エールを送った。11月19日のファン感謝デーで、右腕は猫ひろしに仮装。これに感激した猫は始球式ならぬ、「始球走」をおねだりした。

 2年目のジンクスなんてニャイ!台湾で奮闘中の青柳へ心強いエールだ。今夏、リオ五輪に出場した猫ひろしが、ユーモアたっぷりに金言を授けた。

「まぐれはニャイ!」

「うそはニャイ!」

「走った距離は裏切らニャイ!」

 猫がマラソンを走る際に心がけている3カ条だという。お笑い芸人でありながら、カンボジア代表として42・195キロを完走した現役アスリート。それだけに説得力がある。お決まりの「ニャー!」で笑わせるが、その内容は大マジメ。ペナントレースにまぐれは起こらない。ウソもない。さらに、日頃の練習は決して裏切らない。マラソンだけでなく、野球にも通じる部分がきっとあるはずだ。

 猫と青柳。接点のない2人を結びつけたのが先月のファン感謝デーだ。五輪をテーマにした恒例の新人コーナーで青柳は猫に仮装。「ニャー!」ポーズを決めて、敢闘賞に輝いた。「完全に外しましたね…」。青柳は照れくさそうに話したが、猫は「素直にうれしいです」と感謝感激だ。同イベントを観戦した友人から「虎が猫になった」と写真入りメッセージが届くなど、反響も大きかったという。

 「青柳くんのことは知っています。ルーキーだったんですね。来年もぜひ(仮装を)やってほしいですね。僕も頑張るので、来年も活躍してください」

 「ニャー!」ポーズはかつて、ヤクルト・リグスが本塁打を放った際のパフォーマンスに取り入れたことがあった。「自分にないものを持っている人が好き」という猫は野村克也氏、落合博満氏のファンだが、今やすっかり青柳のとりこだ。今季4勝を挙げた変則右腕が望むなら「猫魂」オリジナルTシャツを贈ることも検討中だという。

 猫は最後に珍プランを提案した。これまで始球式の経験がないそうで、「“始球走”をやってみたいです!」とおねだり。猫が走り、青柳が投げる-。来季、そんなシーンが実現するかもしれない。

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