板山は「陸上選手みたい」秋本臨時コーチが盗塁増に太鼓判
「阪神秋季キャンプ」(5日、安芸)
阪神・板山祐太郎外野手(22)が、臨時コーチとして招へいされている元陸上選手で、200メートル障害のアジア最高記録を持つ秋本真吾氏(34)から走力アップの太鼓判を押された。
午前10時半過ぎ。メイン球場のレフト定位置付近で円陣が組まれた。輪の中心には秋本氏。金本監督ら首脳陣も見守る中、まずは2人一組となり、一方に両肩を押さえてもらいながら腕を振る練習に取り組んだ。さらにストライドを極端に小さくしたダッシュなど、約1時間のメニューをこなした。
各選手が懸命に取り組む中、秋本氏の目にとまったのが、背番号63だった。「映像を見ていても陸上選手みたいです。来年は今年より大きく、(盗塁を)できるんじゃないですか」と絶賛。板山も「まだ全力疾走をしていないけど、7、8割の力で(10月の)フェニックス・リーグのときに計測したスピードと同じくらいで走れる」と好感触を口にした。
今秋はショートにも挑戦するなど、精力的にアピールを続けている。今季は1軍で1盗塁、ウエスタンでも3盗塁にとどまったが、「この練習を続けて、盗塁できる選手になりたい」と力強く話す。新走法をマスターして、足でも存在感を示す。
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