藤浪、侍へ気合50球 シーズン終了後初ブルペン

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が16日、シーズン終了後初となるブルペン投球を行い、変化球を交えて約50球を投げた。右肩炎症に苦しんだ昨年の同時期に比べて、調整は順調。18日に発表される「侍ジャパン」の強化試合メンバーにも入る見込みで、実戦へ向け徐々にピッチを上げてきた。

 強い日差しが甲子園のグラウンドを照りつけた。10月中旬とは思えない暑さに、藤浪の額にも大粒の汗が流れた。投内連係を終えると、30メートルダッシュに向かう他の7投手とは行動を別にし、ブルペンへ。香田投手コーチが見守る中、約50球、変化球を交えて腕を振った。

 「バランスを考えながら、しっかりと自分のフォームで投げることを意識していた。実戦を見据えたもの?いえ、秋季練習の一環です」

 シーズンが終了してから、初めて傾斜を使った。マウンドに上がるのは6回無失点だった9月30日・巨人戦(甲子園)以来。今季169イニングを投げた負担を考慮され、この日まではブルペン投球を回避していたが、禁を解いた。

 香田コーチは「キャッチボールに毛が生えたようなもの」。あくまでも基礎固めの一つだが、この時期のブルペン入りは14年秋以来。昨オフは右肩炎症に苦しみ、ノースロー調整を長く強いられた。昨年11月に開催された国際大会「プレミア12」は代表入りを辞退し、キャッチボールを再開したのは年が明けた今年1月。だが、今年は肩肘に大きな不安はない。

 今後、ブルペンに入る頻度について右腕は「肩の張りを考えながら、入れるときに入れればいい」。香田コーチも「1日おきとか、(練習が)4勤なら最低2つは入ってほしい。入らなくても、シャドーやネット投球で」と説明した。

 トレーニングを積んだ先に、日の丸が待っている。侍ジャパンの強化試合は11月10、11日のメキシコ戦と、同12、13日のオランダ戦(いずれも東京ドーム)で、藤浪はメンバーに選出される方向。今季は26試合で7勝11敗、防御率3・25と不完全燃焼に終わった。強化試合でアピールすれば、来年3月のWBC出場も近づく。

 代表発表は18日で、この日、藤浪は「正式な話はまだないですし、何とも言いようがない」と話すにとどめた。しばらくは聖地で己を磨き、実戦に備える。

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