金本監督、藤浪の育成について反省「今のうちに教育を」

 「中日9-3阪神」(30日、ナゴヤドーム)

 先発した阪神・藤浪晋太郎投手(22)は自己ワーストの1回7失点で無残なKO。今季10敗目を喫した。壁にぶつかっている4年目右腕に、金本知憲監督(48)は「僕も反省するところはある」と表情を曇らせた。チームは今季4度目の4連敗で8月の負け越しが決定。早ければ31日にも、今季優勝の可能性が完全に消滅する。

 31日にもV逸が確定してしまう敗戦後、金本監督が放ったのは初回7失点への怒りではなく、自身を責めるような言葉だった。4年目で自身初の2桁敗戦を喫した、藤浪の育成に関する反省だった。

 「(まだ22歳の4年目だから)しっかり今のうちにいろんな教育というか。それはチームとしてやっていかないと。僕も反省するところはあるし」

 3年連続2桁勝利の右腕に対し、就任直後から大きな期待を寄せていた。ただ、思うようにいかなかっただけに修正すべきところもある。「(反省点とは)気付いたことは、言っていかないといけないなと」。まだまだ将来のある選手。カベを乗り越えさせ、藤浪のさらなる成長のために手を差し伸べていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス