藤浪24日DeNAで“必倒”宣言!好相性のCSライバル「倒すべきチーム」

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が22日、CS進出を争うライバル封じを宣言した。DeNA3連戦(横浜スタジアム)の2戦目、24日に先発予定の右腕は「(順位が)一番近いところですし、倒すべきチームだと思う。しっかり勝ちたい」ときっぱり言い切った。

 今季のDeNA戦は2試合で1勝0敗、防御率2・03は交流戦を除くカード別で最も好相性を誇る。横浜スタジアムでは5月13日に先発して白星は付かなかったが、7回1失点と好投。悪いイメージはない。

 DeNAのチーム本塁打数104は、広島の118に次いでリーグ2位。リーグトップ36本の筒香、20本のロペス、12本の梶谷らが並ぶ打線との対戦に「ポイントゲッターだと思うので、その前にランナーを出さない」と警戒を強める。

 藤浪は昨季から横浜では被弾していないが「球場も狭いですし、風もあるので、フラフラッと上がった打球も入ってしまう」と両翼94メートル、中堅118メートルの同球場では、1球1球に細心の注意を払うことを忘れない。

 前回17日・広島戦では3盗塁を許し、機動力でかき回された。「けん制、クイック、間合いを取るなどしかできないので、できることをやりたい」。相手は違えども同じ失敗は繰り返さない。

 この日は横浜スタジアムでの投手指名練習で調整した。残り27試合でDeNAとの直接対決は9試合。これ以上離されるわけにいかない。5勝9敗と勝ち星が伸び悩む背番号19の意地の見せどころだ。

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