金本阪神スクイズ初成功!北條が虎2年ぶり決めた!4連打から最後は小技
「阪神10-5ヤクルト」(28日、甲子園球場)
一挙4点のイニングは「小技」で締めくくった。勢いを加速させた4連打に続き、狙い通りに決まった金本阪神初のスクイズ。細かなプレーをミスなく展開できたことが、今季3度目の2桁得点につながった。金本監督も納得の攻撃だった。
「一発で(成功して)ね。そういう細かいところもやってくれたので」
四回だった。ゴメスの2ランに続き、新井良の二塁打で1死二塁となり、北條が打席へ。2球目が暴投となって1死三塁となると、続く3球目は警戒されて外されたものの、直後の4球目でスクイズを敢行。きっちりと投手右側に転がし、4点目を奪い取った。
「とにかく前に強く転がそうと思いました」と北條。26日のヤクルト戦では、四回の4連打に続いて大和がスクイズを試みたものの失敗していた。阪神としては14年9月4日のDeNA戦以来、2年ぶりとなるスクイズ成功となった。
さらに、この日は初回から荒木が犠打を試みるなど、貪欲に得点を奪いにいった。「(明日以降も)いくところはイケイケで、きっちりやるところはきっちりしてという野球をやっていきたい」。波に乗り、白星を積み重ねていく。