岩貞頼もし12K!セ界の奪三振王や
「阪神2-6広島」(9日、甲子園球場)
今季2勝目こそ手にできなかったが、白星に値する快投だ。1点リードの八回、2死二塁。阪神・岩貞祐太投手(24)がマウンドを降りると、満員のスタンドから、惜しみない拍手が注がれた。
「自分の思ったとおりに投げられることが多かった。試合は作ることができたのは良かったと思います。初心の気持ちを忘れず、バッターに向かっていくことができました」
積み上げた三振の数が成長の証しだ。初回、田中、菊池を連続三振に斬ると、奪三振ショーを展開。MAX146キロの直球でファウルを打たせスライダー、チェンジアップでタイミングを外す。7回2/3を投げ6安打2失点、12奪三振。2試合連続の12奪三振だ。今季の奪三振数を24個とし、能見を抜き、リーグ単独トップに躍り出た。
「足の速いランナーが多いので、下手に当てられるより、三振を取った方がいいと思っていました。それなりにいけたと思います」
狙い通りの結果の裏には、女房役への信頼がある。「バッターをよく見て配球してくれている。後ろにもそらさないですし、ワンバウンドでも思い切って投げられます」と梅野への感謝も忘れない。
黒田との投げ合いもプラス思考に捉えたという。試合前、矢野作戦兼バッテリーコーチから「こんなにすごい相手と投げ合えることをありがたいと思わないといけない」と背中を押された。日米通算195勝右腕との初対決に「投げ合えることに感謝しながら、先に失点しないように」と名前負けしなかった。
前回2日・DeNA戦(横浜)は7回4安打無失点。2戦連続の好投で香田投手コーチから「すごくいい投球内容で安定していた」と評価された。八回続投には「前回7イニングだったから、もう一つ上のレベルに上がってほしい」とさらなる成長への期待が込められていたという。
「これから後半でもしっかり抑えられる力をつけていかないといけないと感じました」と岩貞。今やローテの座は不動。一本立ちへ、立ち止まらず、進むだけだ。
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