横田、打率4割死守 “4冠”見えた

 「オープン戦、オリックス2-4阪神」(19日、京セラドーム)

 頼もしさを感じる。この男が打席に入るたびに球場のボルテージは高まっていく。どでかいことをしてくれるはず-。期待に応え、勝負強い打撃を見せた阪神・横田が、開幕スタメン&セ・リーグ4冠をたぐり寄せた。

 見せ場は六回にやってきた。能見が勝ち越し適時二塁打を放ち、なおも2死一、三塁。岸田の135キロ直球をフルスイングした打球は鋭い球足で中前に達し、三走・能見を本塁へ迎え入れた。

 初回と三回は空振り三振で五回は二ゴロ。悔しい結果が続いただけに「3打席ダメだったんで、切り替えて打席に入って、結果を出せたんでよかった。真っすぐで差し込まれていたんで、真っすぐを狙っていた」と読みもハマった。

 これで連続試合安打を9に伸ばした。打率も4割台をキープ。首位打者だけでなく、最多安打やセ・リーグ打点王、さらにはリーグ盗塁王も射程圏に捉える。達成が難しい“4冠”ではあるが、今の横田に障壁はない。

 試合前にはオリックス・糸井からバットをもらった。三拍子そろった外野手に憧れのまなざしを向け、今季オリックスから加入した本屋敷トレーナーも「雰囲気は似ている」とうなずく。「昨年にももらって、今日ももらった。『頑張れよ』と言われた」。エキスを吸収した背番号24にさらなる飛躍の予感が漂う。

 この日の舞台は25日の開幕戦・中日戦と同じ京セラ。オープン戦同率首位を導く2試合連続打点と結果を残し、予行演習はバッチリ。後は調子をキープし、本番でも中堅の位置に立つだけだ。残り2試合。横田が虎党の度肝をさらに抜く。

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