南球団社長退任…金本監督招へい尽力
阪神・南信男球団社長(60)が退任することが19日、分かった。近日中に発表される。金本新監督の招へいにあたっては、坂井オーナーから交渉役を一任され、誕生に尽力した。
兵庫県出身の南球団社長は、慶大から1977年4月、阪神電鉄に入社。87年7月から阪神球団に出向し、広報部課長、営業部課長、広報部次長を歴任。88、89年には村山実監督の専属広報も務めた。94年11月に電鉄本社復職後、2000年から甲子園球場長、04年に常務兼営業部長で球団復帰。06年から専務、07年6月に球団社長に就任した。
金本新監督の就任会見にも同席し「ホッとしていると同時に新たなスタートという気持ち」と語っていた。後任は、同じく会見に同席した四藤慶一郎球団専務が務めると見られる。
チームは金本新監督の下、新たな体制で臨むことになる。南球団社長は退任後も相談役などで球団に残り、新体制をバックアップすると見られる。