藤浪、Gマイコラスとの投手戦へ決意

 若きエースが、天敵を沈める。阪神・藤浪晋太郎投手(21)が7日、甲子園で行われた全体練習に参加。9日・巨人戦(甲子園)で投げ合うマイコラスとの投手戦を制する決意を示した。

 「自分は自分の仕事をするだけなので。相手は関係ないとは言わないですけど…。大事な試合になるのは間違いないので勝ちたいですし、自分に勝ちがつかなくてもチームとして勝てればいいです」

 投手戦は覚悟の上。今季チームはマイコラスに対して0勝3敗、対戦打率・131と完璧に抑えられている。藤浪も初めて投げ合った7月11日は5回2/3を9安打7失点KO。過剰な意識はないが、2度目の対決に燃えないはずはない。

 菅野と投げ合った8月20日。藤浪は1-1の同点で迎えた九回、無死満塁のピンチを招いたところで無念の降板。チームはサヨナラ負けを喫し、3連敗を食らっただけに、「ジャイアンツ打線は勝負どころでしっかり打ってくるので、警戒して投げたい」と言葉に決意を込めた。

 今季12勝目をマークした3日・広島戦から中5日。147球を投じた影響が心配されるが、「前回に限らず、球数は投げている方なので関係ないです」と不安を一蹴した。現在、完投数、完封数、勝利数、奪三振数、勝率の5部門で、リーグトップ。進化を続ける右腕が、今度こそ昨季王者に引導を渡す。

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