二神2番手で好投!V方程式に名乗り

 「広島4-2阪神」(26日、マツダ)

 ブルペンに待望のリリーバーが加わった。20日に昇格した阪神・二神が快投ショーだ。能見の後を受け、五回1死一、二塁のピンチで登板すると、新井を精度抜群の外角球で追い込み、最後は外いっぱいのカットボールで見逃し三振。続くエルドレッドにも追い込んでから外角へのカットボールで空振り三振を奪った。六回も梵、石原を三振に仕留め、打者5人から4K。エースの背信で荒れかけたゲームを落ち着かせた。

 「準備はできていたので思い切っていった。(外角球の精度は)ああいうところでカウントをとらないとやられるので、もっと率を上げていきたい。今後もああいう場面でやられないようにしたい」

 09年度のドラフト1位が未勝利のまま6年目を迎えた。背番号18から66に変更された昨季は開幕1軍を果たしながら、定着はかなわなかった。ウエスタンで防御率のタイトルを獲得したものの、表舞台を主戦場にできないもどかしさは募った。

 先月末、待望の女児が誕生した。まな娘の存在がこれまで以上にモチベーションを高めていることは確かだ。昇格直前のウエスタン・ソフトバンク戦では1イニングを2奪三振、最速は148キロを計測した。2軍では31試合の登板で中継ぎ最多の51奪三振。文句なしの内容ではい上がった。二神がV方程式の一角に名乗りを上げた。

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