能見11日中日戦先発、母校とW白星や

 阪神・能見篤史投手(36)が10日、甲子園室内練習場での投手指名練習に参加。先発する11日の中日戦(京セラ)に向けて、キャッチボールやダッシュなどで調整した。偶然にも、夏の甲子園に出場中の母校・鳥取城北も11日に初戦を戦うこともあり、気持ちを込めて竜倒に挑む。

 「チームに勝つチャンスを与えられるようにね」と能見。気持ちはいつもと同じ。少しでも長いイニングを投げて、チームに貢献する。今季、中日には3戦2敗と未勝利。それでも、前回の5日の広島戦では8回2失点で8勝目を挙げるなど、自身3連勝中と好調をキープしている。

 中5日で挑む11日のマウンドは、7月14日の広島戦以来となるカード初戦での登板。自身は18時開始のナイターだが、鳥取城北は甲子園で8時開始予定の2回戦を戦う。すでに激励の意味も込めて、ゼット社製の硬式球40ダースを送付済み。「(城北には)がんばって欲しいね」と改めてエールを送った。

 ただ、ナイターに向けた調整もあり「試合に集中だから、こっちは」と生観戦に関しては微妙だが、大切なのは、プロの舞台で活躍する姿を見せること。共に笑える一日となることを願い、練習を締めくくった。

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