メッセ“伏兵”乙坂に逆転3ラン被弾
「DeNA7-4阪神」(7日、横浜)
これが鬼門なのか…。負のジンクスは生きていた。五回2死一、二塁。DeNAファンの大歓声に押され、打球はバックスクリーンへ一直線。まさか、まさかの一発だ。四回まで無安打に抑えていた阪神・メッセンジャーが1球の失投に泣いた。
「先発としてもっと長いイニングを投げなければいけなかったと思います。ホームランを打たれた1球が悔やまれます」
五回、試合の流れが暗転した。2死二塁から代打・松本に痛恨の四球。試合後、中西投手コーチが「バランス良く投げられていたけど、松本のところが痛い。あの四球がな…。ヒット2本だから」と指摘した場面。ピンチを広げると、1番乙坂に投じた4球目149キロが吸い込まれるようにど真ん中に。決勝の逆転3ランを浴びた。
「ランディにとっては苦しいマウンドになった。あの1球だけ」と和田監督。試合後のメッセンジャーは顔を紅潮させて、急ぎ足でバスへ向かった。厳しい判定の中、粘っていただけに「失投の1球だけ。それに尽きる」と繰り返した。
メッセンジャーが不思議と横浜スタジアムで勝てない。これで通算2勝4敗。DeNA戦は12勝6敗と大きく勝ち越すが、13年4月26日の勝利を最後に、横浜スタジアムで白星から見放されている。
6回2安打3失点も9敗目。前々回の中4日、前回の中5日に続いて、今回も中5日のマウンドだった。先発6番手が固定できない中、8月のローテはメッセンジャーが中心。首脳陣が相手チーム、球場との相性を考慮しやりくりする中でも、結果に結びつかない。
次回も3試合連続の中5日で13日・中日戦(京セラ)の先発が濃厚だ。投球内容は決して悪くない。チーム同様、自身も一進一退が続くが、ホームで負の連鎖を断ち切りたい。
