藤浪「いい前半だったけど物足りない」

 阪神の藤浪晋太郎投手(21)が13日、前半戦を総括し、後半戦も毎試合で長いイニングを投げることを約束した。目標の180イニングを通過点とするなど、先発の柱としての自覚を示した。

 「普通に投げたら180イニングはクリアできると思う。これからはリリーフも疲れてくると思うので、自分が長いイニングを投げて、チームを助けられるようにしたい。毎試合、8回、9回を投げられるようにしたい」

 3年目の前半戦は進化の跡を見せた。16試合で113回1/3を投げて7勝5敗、防御率2・62。リーグトップの120三振を奪った。昨季までの2年間で2度しかなかった完投が、今季はすでに4度。5月20日の巨人戦ではプロ初完封を挙げ、自己最長の6連勝も記録した。

 それでも伸び盛りの21歳。理想は高い。「いい前半戦だったけど、成績は物足りない」。開幕3戦目で初勝利を挙げた後に4連敗を喫し、11日の巨人戦は自己ワーストタイの7失点で敗れた。

 「まだいい時と悪い時がある。いいものが出てきたのは確かなので毎回毎回、継続させるようにしたい」

 この日は休養。次回の登板は、3年連続3度目の出場となる球宴だ。夢の舞台で後半戦にはずみをつける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス