ペレス2戦連発 豪快130メートル弾
「ウエスタン、広島7-6阪神」(8日、由宇)
雨上がりの由宇球場。阪神の新外国人・ペレスが放った打球は、右翼フェンスはるか後方の芝生で弾んだ。「打った瞬間入ると思ったよ」。5日のウエスタン・中日戦(甲子園)に続く2戦連発の先制2号2ラン。第6の助っ人の勢いは止まらない。
初回2死二塁だった。先発・九里の真ん中直球を強振。豪快な推定130メートルの特大弾だ。「シンプルな気持ちで打席に入ってるよ。それからボールをよく見て、強く振ることを心がけている」。古屋2軍監督は「よく打つよな。いいホームランだった思うよ」と笑顔でたたえた。
これで6月21日のウエスタン・広島戦から続く連続試合安打を9とした。公式戦の打率・423も好調の証し。「もっと勉強していきたい」と語る飽くなき向上心が、その要因なのかもしれない。
「自分にできる全力を出してやっていければいいと思うよ」。左翼の守備と並行して、一塁の練習にも奮闘中だ。外国人枠の関係で2軍暮らしが続くが、ペレスの心は真っすぐ前を向いている。
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