関本、実戦復帰の紅白戦で鮮やか2安打

 「阪神2軍紅白戦、紅組2-2白組」(2日、鳴尾浜)

 左脇腹痛のため2軍調整中の阪神・関本賢太郎内野手(36)が2日、鳴尾浜で行われた紅白戦で実戦復帰。紅組の「4番・三塁」で先発出場し、3打数2安打と結果を出した。

 初回2死一塁。カウント0-1から白組先発・岩本のスライダーを芯で捉えた。打球はライナーで左前へ。六回の先頭では2番手のドラフト4位・守屋(ホンダ鈴鹿)が投じた変化球をたたき、今度は三遊間を破った。

 5月31日の西武戦以来の実戦だったが、ブランクを感じさせない2本のヒットだった。試合後は「第一段階はクリア。試合に出られたというのが良かった」とほっとした表情。掛布DCは「下半身の使い方がいいね」と手応えを感じ「あとは真っすぐをどう打っていくかだな」と今後の課題を挙げた。

 一方、三塁手としても2度の守備機会を難なく処理。実戦の中でのとっさの動きも、問題ないことを確認できた。

 3日のウエスタン・中日戦(甲子園)では、山本昌が先発する予定だ。レジェンド左腕を打ち砕き、一気に上昇カーブを描きたいところ。関本は「一日でも早く戻れるようにね」と力を込めた。復調次第で、球宴前の1軍復帰も十分あり得る。代打の神様復活はもうすぐだ。

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