和田監督が厳命!鯉・新井封じや
阪神・和田豊監督(52)が7日、広島・新井貴浩内野手(38)を抑え込むようバッテリーに要求した。
昨季までのチームメートだが、敵になれば話は別だ。8日からの広島3連戦。ターゲットは、ずばり新井だ。今年の広島は、特に新井が打つと「勢いが付く」と警戒する。絶対に打たれてはならない相手だ。
ここまでは“お得意さま”にされてきた。4月25日・広島戦での2安打1打点など、今季は13打数6安打、打率・462。指揮官は「兄ちゃん頑張っているな」と苦笑いを浮かべるが、当然、対策も練る。
新井を抑えるには内角を攻め、外の変化球で仕留めるのがセオリー。昨季まで同じユニホームを着ていた選手だからといって、容赦はしない。「徹底的にマークして抑えにかからないと」。バッテリーには、感情を度外視した厳しい配球を求める。
2連勝で迎える広島3連戦。借金は2と完済に近づいているが、まずは8日の初戦を是が非でも取りたい。「どんな状況でも初戦は大きい。お互いにあしたが大事」。そのためにも、3連勝中の相手打線を分断させる。キーマンの“お兄ちゃん”を封じ込めて、一気に上昇気流に乗る。
関連ニュース





