岩崎6回2失点で反省 和田監督は評価
「阪神3-2中日」(6日、甲子園)
20日ぶりの1軍マウンド。阪神・岩崎は丁寧に投げ、アウトを重ねていった。MAX140キロの直球で空振りを奪い、変化球を低めに集め、6回2失点。勝ち星には恵まれなかったが、ゲームはつくった。それでも口から出るのは反省の言葉ばかりだった。
「自分の中では防げたところ。1点目は2死から走者を出してしまい、2点目は不用意にストライクを取りにいったボールをホームランにされてしまった。2点とも防げた失点だった。詰めが甘かった」
三回に2死から大島に死球を与えたところから二盗を決められ、荒木に中前打で先制を許した。六回には先頭の平田に1ボールからスライダーでストライクを取りに行ったところを左中間スタンドまで運ばれた。そこを悔やんだ。
とはいえ、悪い投球ではなかった。前回登板の4月16日には四回途中4失点でKOされた相手に互角に渡り合った。特に前回、手痛い一発を浴びた福田は左飛、中飛、三ゴロと自分の打撃をさせなかった。和田監督も「勝ちはつかなかったけど、ゲームはつくってくれた」と評価した。
岩崎は「こういう投球を続けていければ」と言った。登板日の関係で一度、出場選手登録抹消となるが、次こそ自分の力で白星をつかみ取る。
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