和田采配ズバリ!打線改造ハマった

 「中日4-6阪神」(16日、ナゴド)

 打線の改造がズバリ、はまった。阪神が今季最多の13安打、6得点とつながり負の連鎖を止めた。「組み替えうんぬんではなく、個人個人の状態が上がって、あと一歩のところまできている」。和田監督が少しだけほおを緩めた。

 西岡を阪神移籍後初めて2番に入れ、本調子ではなかった上本を今季初めて1番に。この新打線が一回に火を噴いた。上本、西岡の連打と3番・鳥谷の四球で無死満塁としゴメス、マートン、福留の3連打などで一挙4点。13試合ぶりの初回得点に「本当に久しぶりだね」と苦笑いした。

 「いろんなことができる」という上本、西岡の1、2番。足を絡めるなど、攻撃のバリエーションも増える。今後、上本の状態が上がれば2番にし、西岡を1番に戻す選択肢もある。「打線は固定できない」と試行錯誤は続いているが、手応えをつかみつつある。

 次は甲子園で伝統の一戦。30年前の4月17日、バース、掛布、岡田による伝説のバックスクリーン3連発が生まれた。試合前にはレジェンド3人が勢ぞろいする。

 「(3連戦の)頭ということもあるけど3つ借金を抱えているのでどうしても取りたい。そういう気持ちで入っていきます」と指揮官。宿敵・巨人を倒して一気に上昇気流に乗る。

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