右肩に張りを訴え、４日に出場選手登録を抹消された阪神・安藤優也投手（３７）が５日、鳴尾浜でリハビリを開始した。ウエートなど約３時間のトレーニング。「最短（１０日）で（１軍に）戻れるように、調整していきます」と力を込めた。

　この日は虎風荘の施設内で精力的に汗を流した。「この時期なので後々響くよりは無理しない方がいい。監督に配慮してもらいました」。順調にいけば最短１０日で１軍復帰できる見通し。そこを目指し、今後も鳴尾浜でリハビリを進めていく。

　プロ１４年目の今季は２軍キャンプでじっくりと肩を温め、開幕に向け万全な状態を作り上げた。それでも「少し神宮が寒かったりもしたので」と１日・ヤクルト戦での登板（１／３回無失点）を振り返り、張りが出た要因を分析した。

　仲野２軍トレーナーは「今日はノースローです。まずはそこ（最短１０日）かなと思います」と語った。ベテラン右腕が、１軍復帰に向けて慎重に状態を整える。