藤浪15日課題チェック 初回失点、対左…

 阪神・藤浪晋太郎投手(20)が13日、先発予定の15日・DeNA戦(横浜)へ向けて、昨年から課題の初回失点、対左打者など弱点克服を誓った。開幕まで2週間を切り、「よりシーズンに近い投球になると思います。長いイニングを投げると思うので」と静かに闘志を燃やした。

 本番モードへ突入した藤浪にとって、2月21日に今季対外試合初登板で対戦したDeNAは格好の相手だ。この試合は昨年の悪癖が顔をのぞかせ、先頭への四球から初回に3失点。それでも初回マウンドへ過剰な意識はない。「余計な四球を少なくして、余計な点を与えないようにしたい」と冷静に分析した。

 大胆な「藤浪対策」も乗り越えるだけだ。前回はスタメン野手9人中、7人が左打者。昨季は被打率・303と右打者の・193と比べると苦手にした。今回も同様のラインアップが予想されるが「そこまで左バッターを意識しているわけではない。気にせず、右も左も抑えられるようにしたいです」ときっぱりと課題克服を口にした。

 6日の西武戦、10日の侍ジャパン・欧州戦と過密登板が続く中、発奮材料が届いた。この日、センバツ大会の組み合わせ抽選会が行われ、母校・大阪桐蔭の対戦相手が東京代表・東海大菅生に決定。エースとして全国制覇した12年と同じ初日の登場だ。

 例年通り激励のため宿舎を訪れる予定で、差し入れのジャージーもすでに準備している。「優勝を目指して頑張ってほしい。楽しみにしています」と後輩へエールを送った。

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