「阪神春季キャンプ」（２３日、宜野座）

　阪神・鳥谷敬内野手（３３）が２３日、上本博紀内野手（２８）の守備力を絶賛した。　

　サブグラウンドでの特守。二塁と遊撃に就いた２人がノックを受け、二塁に送球する練習を繰り返した。鳥谷が目を見張ったのが相棒の上達ぶり。「キャンプに入って（送球が）安定した。うまいです」と褒めた。もともとスローイングに課題のあった上本だが、それが安定したのだから先輩の目にも頼もしく映る。「併殺も増えると思います」と構想を膨らませた。

　２人のノックの途中で二塁に入り、捕球しながらチェックした和田監督も「去年とは比べものにならない」と上本のレベルアップを認めた。今季、上本と鳥谷が二遊間でコンビを組んだ試合では、華麗な併殺プレーが数多く見られそうだ。