虎が韓国左腕を生視察へ…KIAの梁

 阪神が今オフの補強に向けて、韓国KIAの左腕・梁ヒョン種(ヤン・ヒョンジョン)投手(26)の本格調査に乗り出す。24、26日に沖縄県沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われるKIAと広島との練習試合に編成担当者を派遣することが10日、明らかになった。

 MAX152キロを誇る韓国球界屈指の速球派左腕。昨季は16勝を挙げ、ポスティングによるメジャー移籍を目指したが、メジャー球団の低評価にこれを破棄し、KIAに残留。今オフにも再びポスティングによる海外移籍を挑戦すると見られている。

 これだけの投手を簡単に逃すわけにはいかない。編成部の調査によると、現在KIAは沖縄県金武町でキャンプを行っているが、広島との練習試合に梁が登板予定であることが分かった。これは日本の打者に対し、通用するかを見るには絶好の機会だ。

 能見、岩田ら左腕王国の阪神だが、26歳と若く、速球派の梁は魅力。獲得リストに残らない訳がない。KIAの金紀泰監督はかつて阪神でコーチ研修を行ったこともあり、関係は浅くないのも利点だ。

 球団では韓国No.1左腕と言われるSKの金広鉱投手も沖縄県うるま市で2次キャンプを張る予定で、こちらにも熱視線を送る。

 調査次第では、呉昇桓に続く韓国投手の獲得が現実味を帯びる。

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