狩野“右攻略”でポスト新井を担う!
阪神・狩野恵輔外野手(32)が24日、甲子園クラブハウスを訪れ、プロ15年目となる来季の課題に右投手攻略を挙げた。
ポスト新井へ-。やるべきことは固まっていた。腰の状態を考慮して年明けは甲子園近辺で自主トレを行うが、「右投手を打つというのは課題のひとつ。実際に契約更改の席でも右を打ってくれと言われているので」とテーマを口にする。
今年は8月29日のヤクルト戦で1軍に昇格。いきなり左腕・赤川から本塁打を放つなど、3安打、4打点と大暴れした。だが、左投手との対戦打率・375に対して、右投手から放った安打は、わずか1本の打率・125。2軍調整中は左投手との対戦ばかりで、1軍の舞台で右腕に対応しきれなかった。
「そういう状況だったというのもあるけど、それでも対応していかないといけない」と力を込める狩野。チーム事情で実戦感覚を養えなかったとしても、練習の取り組み方を変えるなどして右投手攻略の絵図を整える。1軍のスーパーサブ、そして定位置奪取へ-。明白な課題を克服していく。
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