江越バツグン瞬発力“上本&大和級”

 阪神のドラフト3位・江越大賀外野手(21)=駒大=が、レギュラークラスの瞬発力の持ち主であることが判明した。7日、甲子園クラブハウス内のトレーニングルームで行われた体力測定の垂直跳びで、74センチをマーク。伊藤トレーニングコーチは「上本、大和くらい、バネがある。瞬発力がある」とレギュラー2選手の名を挙げて説明した。

 江越自身は「初めて計ったので基準がよくわからない」と言うが、50メートル5秒8、遠投120メートルの俊足強肩を誇る未完の大器。その潜在能力が、数値に表れた形だ。

 この日は、人生で初めて甲子園球場に足を踏み入れた江越。一塁側アルプス席や、バックスクリーン裏から球場の雰囲気を堪能し、「独特のオーラを感じました。早くプレーできるようにしたい」とその日を待ちわびた。また、充実した環境に「プロの施設はすごいと思いました」と目を輝かせた。

 甲子園歴史館の見学では、伝説の「バックスクリーン3連発」の映像に見入った。実際にマンモスを体感した直後だけに「距離がありますよね」と苦笑い。それでも、先月27日の仮契約ではトリプルスリーを目標に掲げている。プロ1年目から臆することはない。「自分の持っているものをしっかりと出したい」と、し烈な外野戦争に挑む。

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