指名上位候補に151キロ左腕・福地

 阪神が今秋ドラフト上位候補に、三菱日立パワーシステムズ横浜の最速151キロ左腕・福地元春投手(24)をリストアップしていることが17日、分かった。

 福地は182センチ、90キロの体格を誇り、球威抜群の直球で空振りを奪える剛腕タイプ。九州共立大時代は1年後輩の大瀬良(広島)らがいたため、リーグ戦通算2勝にとどまったが、三菱日立パワーシステムズ横浜では、新人だった昨年から主に救援として18試合に登板。43回で54個とイニング数を上回る奪三振数を記録した。

 課題だった変化球の制球も今季は成長。今月3日の大学日本代表との練習試合では、5回1安打無失点、8奪三振、無四球。9球団のスカウトの前で快投を披露した。18日開幕の都市対抗本大会にも出場する。

 阪神の補強の優先事項は、直球に力のある中継ぎ投手。福地はポイントに合致する。球団関係者も「パワー系のピッチャー。球持ちがよくなった。十分に通用する」と高く評価している。即戦力候補では、早大・有原、亜大・山崎らの右腕とともに、注目していく。

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