鳥谷で5連勝!掛布に並んだ猛打ショー

 「DeNA6-12阪神」(6日、横浜)

 黙々とチームを引っ張る男に新たな勲章だ。阪神の鳥谷敬内野手(33)が4安打4打点と気を吐き、通算106回目の猛打賞。球団6位で掛布雅之に並んだ。また、歴代安打数も球団7位に浮上した。チームは17安打12得点の猛攻で今季2度目の5連勝。勢いそのままに球宴まで突っ走れ‐。

 『虎のキャプテン』の看板に偽りなしだ!勝負どころでの研ぎ澄まされた集中力、そして相手の流れを断つ巧みな守備。鳥谷が勝利のために積み重ねた一つ一つのプレーが、球団史を彩る記録を持つ先人たちの領域へ、また一歩近づけた。

 背番号「1」が縦横無尽の働きを見せる。初回は1死一塁から三塁内野安打、三回は1死からの右前打で、ともに得点へつなげる。この2安打で通算1528安打に到達。金田正泰(1527安打)を抜いて、球団歴代で単独7位の記録となったが、これはまだ、ほんの序章にすぎない。

 3点差の六回2死二塁では「コースに逆らわずに打ち返すことができた」と外角直球を左中間へ運ぶ適時二塁打で、自身通算106回目の3安打猛打賞。今度は、掛布雅之に並ぶ球団歴代6位タイの記録となった。

 それでも「(当時と)試合数も違いますから。(現役が)終わったときにどうかですね」と鳥谷。喜びは勝利してのみ得られる。その思いがあるからだ。

 信念は4点リードの六回の守備にも表れる。2死一、二塁から代打・多村の二遊間を抜けようかという打球に飛びついて好捕。二塁ベースカバーの上本へトスして得点を許さない。「止めれば1点を防げるというのはあった」。わずかな隙が大きな危機を招く。その芽を確実に摘むプレーこそ、鳥谷の真骨頂だ。

 9年ぶりVを目指す今季、キャプテンとしてチーム内のコミュニケーションを重視してきた。「若い選手とも試合の流れなどをベンチ裏で話をしますし、うまく回っていると思う」と鳥谷。この試合でも上本や伊藤隼ら若手が活躍し、「勝っていれば雰囲気もいい。続けていきたいですね」と目を細めていた。

 1点差に迫られた九回は、2点を奪いなお2死満塁から走者一掃の中越え二塁打で、敵の息の根を止めた。「みんながつないでくれて、いい形で点が取れてよかった」。チームを連勝へ導く頼もしいキャプテンがいる。大きな流れが、生まれつつある。

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