西岡、回復順調!マシン打撃違和感なし

 阪神の西岡剛内野手(29)が26日、甲子園室内で行われた試合前練習でリハビリを行い、故障後初めてマシン打撃を報道陣に公開した。左打席で状態を確認しながらのスイングだったが、開幕第3戦の衝突劇から着実に回復している様子。練習後には古巣・ロッテのメンバーとも言葉を交わした。今後も慎重に段階を踏んでいく予定だ。

 室内練習場の空気が変わった。選手が、首脳陣が、報道陣が、入り口付近に姿を見せた背番号7へ一斉に視線を向けた。「鳴尾浜が休みだったから」と練習用のユニホーム姿でキャッチボールを始めた西岡。その存在感はやはり抜群だ。

 近寄ってきた選手、首脳陣らと言葉を交わしながら、50メートル前後まで距離を伸ばして力強いボールを投じた。その後、ティー打撃をこなしてからマシンが置いてあるレーンへ移動。ストレートマシンを相手に、左打席で感覚を確かめるようにスイングを重ねた。

 報道陣に初めて公開するその姿からは、開幕第3戦のアクシデントから順調に回復している様子がうかがえる。本人も「(マシンは)前から打っていた。だいぶ違和感はなくなってきた」と感触を口にした。ティー打撃では両打席でしっかりとスイングしており、体も故障前と比べてかなり引き締まっている。

 「それしかやることがなかったから」と動きが制限される中でも、野球選手にとって大事な走り込みを続けていた。まだリハビリ段階ということもあり、現時点で明確な復帰時期などは固まっていない。万全の状態でプレーできるようになるまでは、まだ時間がかかるとみられ「今後も状態を確認しながらやっていく。まず明日ですね」と慎重な姿勢を崩さない。

 それでも大けがを負ったあのアクシデントから約2カ月、ここまでの回復ぶりを首脳陣やチームメートに示せたことは大きい。練習後には古巣・ロッテの面々とあいさつを交わし、励ましの言葉をかけられた。

 再び、元気な姿で1軍の舞台に立つために‐。チームの空気を一気に変えられる存在感を持つ男だからこそ、その力が9年ぶりのリーグ制覇には必要だ。

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