呉昇桓、開幕戦に両親、兄、姪呼ぶ
アボジとオモニに開幕星をささげたい!阪神の呉昇桓投手(31)が韓国で暮らす両親と兄、姪(めい)を28日の開幕巨人戦(東京ドーム)に招待することが25日、分かった。この日、京セラドームでの全体練習に参加した本人が「(開幕戦に)家族が来る予定です」と明らかにした。
「韓国でも特別な試合や節目の試合は球場に家族を招待していたんだ。家族を呼ぶことは日本でも特別なことじゃないと思うけど…。僕に限らず、皆、そういう気持ちは持っているんじゃないかな」
昨季まで所属したサムスンでは3連覇を果たした。国内最高のクローザーとして歓喜の瞬間を球場のど真ん中で迎える勇姿を、父オ・ビョンオクさん(62)と母キム・ヒョンドクさんら家族に披露してきた。舞台を異国に移しても身内を慕う気持ちは変わらない。
2月の沖縄でキャンプ期間中から球団関係者に「開幕戦に家族を呼ぶ」と伝え、招待チケットを手配。「早く姪に会いたい。しばらく顔を見てないから」と、実兄の長女と再会することも心待ちにしている。
全体練習では投内連係などで調整し、開幕に備えた。新天地の船出に最高の援軍が駆けつける。初めて迎える「伝統の一戦」を親孝行の舞台にする。
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