虎V奪回へ変則ローテで開幕ダッシュ
阪神・中西清起投手コーチ(51)が24日、変則ローテーションで今季をスタートする考えを明かした。能見、メッセンジャーは、対戦相手をにらみながら中5日、中7日と順番を入れ替えて柔軟に起用する方針だ。
巨人との開幕3連戦は能見、メッセンジャー、榎田を投入。2カード目の中日戦は藤浪、岩田と続き、第3戦は中5日で能見が先発する予定だ。3カード目・ヤクルト戦の初戦は中5日でメッセンジャーが先発。続く第2戦は「第6の男」秋山の起用が有力だ。
中西コーチは「木曜、金曜のエース(能見、メッセンジャー)は、対戦相手の並びで金曜から木曜に入れ替えることができる。6連戦の真ん中は中継ぎを休ませたいところ。長いイニングを投げてもらわないとな」と話した。
これでG倒ローテが崩れることはない。5カード目に再び対戦する巨人との初戦に、中7日で能見をぶつけることが可能だ。中西コーチは「能見は中5日の次は、休ませて中7日とかな。メッセは中5日でいきたいだろう」と説明した。
さらにファームで好投を続けるドラフト6位・岩崎(国士舘大)について、先発陣に結果が出なければ「(4月中に)あるかもしれない」と抜てきを示唆した。先発事情が苦しい今シーズン。中西コーチの手腕が、V奪回の鍵を握る。
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