呉昇桓の「居眠り調整」を“容認”
阪神・中西投手コーチが13日、呉昇桓の「居眠り調整」を“容認”した。球団関係者によると、韓国・サムスン時代は、登板までブルペンで待機する習慣はなく、「石仏」は四、五回まで遠征用のバスなどで睡眠を取っていたという。
これを伝え聞いた中西コーチは「日本でも中継ぎは五回まで治療(マッサージ)しているから」とOKを出した。この調整法は決して珍しくない。日本でも登板まで睡眠する抑え投手はいるだけに、呉昇桓本人に任せる方針だ。
さらに、ブルペンの調整法などあらためてアドバイスすることもないという。「韓国でもやっている。(ブルペンで)10球で肩をつくってるからな。慣れたもんや」。韓国通算277セーブを挙げた新守護神。すでに中西コーチの信頼も厚いようだ。
