遼馬、右肘に違和感…状態次第で帰阪も
「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座)
松田遼馬投手(20)が18日、右肘の違和感で沖縄県内の病院で検査を受けた。この日、午前中は通常のメニューをこなしたものの、ブルペン投球を早々に切り上げると練習途中にトレーナーと病院に向かった。
ブルペンに入って数球を投げたところだった。ボールに力がなかったこともあり、中西投手コーチがストップをかける形で投球を打ち切った。その後ランニングは行ってから、病院に向かった。
中西投手コーチは「レントゲンを撮っている。(違和感は)この前からあった。(ブルペンも)中1日で投げさせていた。紅白戦も投げさせたけど今日も良くなかった」と説明。15日の紅白戦では1回1失点。その辺りからブルペンの回数を減らしていた。
和田監督は「前から言っていたし、それなら調べた方がいいと。(関西に)帰ってどうこうというほどではない」と話したが、これは検査結果を聞く前のこと。中西投手コーチは「(今後は)白紙。(帰阪させるかは)結果を聞いてから」と、状態次第では帰阪して安芸キャンプに合流する可能性もある。
今季、リリーフの一角として飛躍が期待されている右腕。一日でも早い回復を首脳陣は願っている。