阪神“隠密ドラフト”1位は前日決定

 阪神は30日、兵庫県西宮市の球団事務所でスカウト会議を行い、全体で60人、1位候補を5~6人へ絞り込んだ。注目のドラフト1位に関して中村勝広GM(64)は「前日まで決まらない」と明言した。早々と藤浪1位を決めた昨年と違い“隠密ドラフト”を展開する方針だ。

 その理由を「今年は(1位候補が)少ない」と説明。現時点でJR東日本の吉田、九州共立大・大瀬良、大阪桐蔭・森友、桐光学園・松井らが候補に挙がっているが、他球団の1位候補も顔ぶれは同じ。だからこそ直前まで各球団の動向を探っていく必要がある。

 ただ競合を回避するわけではなく「ウチはウチが評価した選手に行く」と佐野統括スカウト。和田監督が会議に参加するドラフト前日に、現場の意向を踏まえた上で最終決定する方針だ。

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