阪神の関本賢太郎内野手（３５）が２７日、出場選手登録を抹消された。腰から臀部（でんぶ）にかけて張りを訴えたため。和田監督は「本人は間に合わせるだろうけどね」と慎重な姿勢を示しており、１０月１２日から始まるＣＳファーストＳの出場は微妙な状況となった。

　関本は２６日のＤｅＮＡ戦（甲子園）でベンチ入りしていたが、出場機会がなかった。今季はここまで主に代打と守備固めで５５試合に出場。打率・２８６、０本塁打、５打点だった。

　２２日のヤクルト戦（甲子園）は途中出場ながら２打数２安打１打点と調子を上げていた。また、選手会長としてチームの精神的な支柱でもあり、失速が止まらない和田阪神にとっては痛い離脱となった。