福留実戦復帰!8月中旬昇格見えてきた

 「ウエスタン、阪神3-2ソフトバンク」(6日、鳴尾浜)

 左膝内側半月板のクリーニング手術から復帰を目指す阪神・福留孝介外野手(36)が6日、ウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で3カ月ぶりに実戦復帰した。「3番・DH」で先発。坂井オーナー、中村GMが視察した中、3打席に立ち、1打数無安打2四球だった。7日の同戦では右翼の守備に就く予定だ。

 「まだ(実戦復帰して)1日目なんで結果うんぬんより、状態を考えながらのプレーだったけど走塁も問題なかったし、よかったんじゃない。変に(動きを)抑える部分もなかった。3カ月ぶりにしてはボールをしっかり見ることができた」

 3打席全て左腕の山田と対戦した。初回1死一塁、三回2死は四球。五回2死は左飛を打ち上げた。左膝を負傷した5月3日のヤクルト戦以来となる実戦は、わずか3打席だったが、福留にとっては大きな前進だった。

 すでに視線は1軍へと向いている。実戦メニューに入る前々日の1日。日高と音頭を取ってリハビリ中の選手と、西宮市内で権田トレーナーらを慰労する食事会を開いた。苦しい時期を支えてくれたスタッフに感謝を表し、リハビリ組を“卒業”。一区切りをつけ、実戦モードに突入した。

 試合後、左足に問題はなかった。順調なら7日は右翼に入る。「リズムを体で思い出してやっていかないと」。実戦感覚を取り戻せば、8月中旬の1軍復帰が見えてくる。

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