西岡、最短復帰より治療優先…再発防止
左膝痛で7月30日に出場選手登録を抹消された阪神の西岡剛内野手(29)が31日、鳴尾浜でリハビリを開始した。出場選手登録抹消10日間での最短復帰ではなく、まずは状態の改善を目指す。
西岡は「10日間で戻れたらいいと思う。話し合って状態が良ければ最短での復帰を目指したい」と話したが、権田トレーナーは慎重だった。「見切り発車すると再発する可能性もある。再発して長期離脱することは避けないといけない」と期間を設けずに、治療を優先する方針だ。
リハビリ初日は施設内で約2時間、患部などのチェックを受けた。左膝の下に痛みの原因があるが、現時点では半月板や靱帯(じんたい)を損傷している可能性は低いと判断された。今後は病院に行く予定はなく、数日後に屋外での練習を再開する予定だ。
今回は自らの申し出ではなく、和田監督が出場選手登録抹消を決断したという。西岡は「8月終わりから9月の厳しい戦いに万全に整えて来い、ということだと思う。個人的な野球人生について考えてくれたのは感謝したい」と前向きに話した。
関連ニュース
