藤浪開幕3戦目“サンデー晋ちゃん”だ

 「サンデー晋ちゃん」の誕生だ。阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が開幕カード3戦目、3月31日のヤクルト戦(神宮)に先発することが決まった。これまでの2試合は土曜日に登板してきた。だが次の西武戦(西武ドーム)から日曜日の登板にシフトチェンジする。

 日曜日は「サンデー晋ちゃん」の姿に、ファンの目がくぎ付けになりそうだ。3月31日。黄金ルーキーが神宮のマウンドに立つ。藤浪のプロ初登板が、開幕カード3戦目となるヤクルト戦に決まった。

 春季キャンプからここまでは「サタデー晋ちゃん」として調整を進めてきた。プロ初マウンドとなった3月2日のオリックスとの練習試合(安芸)では、2回を1安打無失点。続く9日の日本ハムとのオープン戦(甲子園)では4回を投げ5安打1失点。いずれも土曜日の登板だ。

 だがプロ初登板の日が決まったことで、今後はその日から逆算して、オープン戦でも日曜日に登板する。17日の西武戦(西武ドーム)、続く24日のオリックス戦(京セラ)を経て、自身の開幕登板日に照準を合わせていく。

 この日は17日の西武戦に向けて、甲子園のブルペンに入った。3日連続となるブルペン入りで、41球を投げた。

 西武ドームでの登板で、プロ入りしてから初めてドーム球場で投げることになる。これには「別にどうも思わないです。ホームベースがあって、一塁ベース、二塁ベース、三塁ベースがあって(笑)。そんなに特徴が変わることはないので、普通にやりたいと思います」と“晋ちゃん節”を披露した。

 それでも大阪桐蔭の先輩、西武の浅村に話が及ぶと「すごく楽しみです。自分たちの前に(甲子園で)優勝されている先輩なので尊敬しています。対戦する機会があればしっかり投げたいと思います」と目を輝かせた。

 「ここまでプラン通りだ。(西武戦は)イニングじゃなくて球数で区切る。80球ぐらいだな」と中西投手コーチ。すべて計画通りに進んでいる。開幕3戦目となるプロ初登板に向け、一歩一歩、進んでいく。

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