大相撲の横綱白鵬(30)が14日、客員教授を務める東京都文京区の拓殖大で特別講義を行った。同大が開いた地域社会人大学の講座のひとつとして、約130人の出席者を前に「果てなき夢の実現」と題して、地域住民に熱弁をふるった。
史上最多の幕内優勝34回を達成して、次の夢は20年東京五輪での横綱土俵入りを挙げた。「あと5年あるので“う~ん”という感じですが、夢ですから追い続けていきたい」と、現役続行へ意欲を示した。
また、2月に授与されたモンゴルの国民栄誉賞にあたる労働英雄賞に関して、7月の名古屋場所後に授賞パーティーを開くことも明かした。