三保ケ関親方が定年「これからは歌」

 「大相撲九州場所13日目」(22日、福岡国際センター)

 今場所限りで65歳の定年退職を迎える本紙評論家の三保ケ関親方(元大関増位山)、不知火親方(元関脇青葉城)、武隈親方(元関脇黒姫山)が22日、福岡国際センターで会見し、三保ケ関親方は「これからは歌をよろしく」と歌手活動に励む意向を示した。

 力士として先代増位山と父子大関となり、親方として引退した大関把瑠都らを育成。日本相撲協会では副理事として相撲界をけん引した。その重責を果たし、今後は抜群の歌唱力を生かして「増位山太志郎」の名で歌手に専念する。

 現役時代の74年には「そんな夕子にほれました」、77年には「そんな夕子のひとりごと」が大ヒット。協会の方針で一時は歌手活動を自粛したが、07年に再デビュー。この20日には新曲「夕子のお店」が発売された。

 「親子大関になれたことが最大の思い出。これからは社会の皆さんに歌を通じて貢献できれば。私は定年後にやることがあって幸せです」。若々しい歌声で夢を追い続ける。

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