高安6連勝!幕内8場所目22歳V争い意欲
「大相撲秋場所6日目」(14日、両国国技館)
西前頭9枚目の高安が朝赤龍を突きだし、平幕では旭天鵬とともに初日から6連勝とした。今後は上位陣との対戦も期待される22歳は、優勝争いにも意欲を示した。
22歳の若武者らしい相撲だった。高安は左のど輪で朝赤龍の動きを止めると、速射砲のような突きで一気に前進。突きだして6連勝を飾った。自己最高の連勝スタートに「相手の有利にさせないように気をつけた。うまく右から絞って、相手の上体を上げられた」と、手応えを口にした。
幕内8場所目。若手のホープも、上位陣の壁にはね返され最近2場所は連続で負け越し。それでも「力がない」と素直に認め、猛稽古を積んだ。このまま白星を重ねれば、上位との対戦もあるが「やるからには全部勝つつもり。上位とやりたい気持ちはある。このまま連勝を伸ばしたい」と、意欲を示した。
鳴戸部屋では稀勢の里、若の里、隆の山と個性的な兄弟子に恵まれた。中卒のたたき上げは身長187センチ、体重164キロと体もある。最近、昨年11月に急逝した先代鳴戸親方(元横綱隆の里)の「その番付でしか見えない景色がある」という言葉が思い浮かぶという。先代が不在となった今年、横綱や大関戦を経験し、番付に対する向上心が芽生えたからだった。
昨年からは「少しでも相撲に興味を持ってもらえれば」とツイッターを開始。「苦労して勝てばお客さんも喜んでくれる」と、低迷する相撲人気に対する危機感も抱く。外国出身力士がけん引する大相撲。兄弟子稀勢の里に続いて、日本の期待を背負える素地はある。
