澤さんがエール「世界一になって」

 「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本1-0北朝鮮」(9日、キンチョウスタジアム)

 後輩たちが悩み苦しむ姿を間近で見てきたからこそのエールだった。NHKのゲスト解説を務めた澤穂希さんは試合終了直後、再出発するチームに「一からチームを作り直して、世界一のチームになってほしいと思います」と期待を口にした。

 この日は自身初めて、試合中に解説。岩渕の先制点のシーンでは手をたたき、宮間のアシストを絶賛。「宮間選手のラストパスも強弱を使い分けたパスだったので、岩渕選手もただ当てるだけという形だった」と話した。

 すでにリオ五輪出場を逃している状況だったが、試合前から「このチームとしてはきっと最後になると思うので、未来のなでしこへ向けて、勝利で終わってほしい」と19年フランスW杯、20年京五輪へつながる奮起を期待。キックオフ直前にも「忘れかけているサッカーが大好きだという気持ち、サッカーを楽しむという気持ちを前面に出してほしいと思います」と純粋に試合を楽しむよう求めていた。

 消化試合ながらも、最後に意地を見せたなでしこジャパンに対し、「五輪出場権を獲得できなかったですが、この経験を無駄にせず、一からチームを作り直して、世界一のチームになってほしいと思います」と温かい言葉を送った。

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