「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本1-1韓国」(2日、キンチョウスタジアム)
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は韓国と1-1で引き分けた。2試合勝利がなく通算1分け1敗の勝ち点1で、4大会連続の五輪出場は厳しい状況に追い込まれた。
昨年限りで現役を引退した元日本代表の澤穂希さん(37)はNHKのゲストとして試合を見守り、痛恨のドローに表情をゆがめた。「厳しい言い方になってしまうが、初戦より内容はよくなったけど、結果として残せなかったのが非常に残念」と唇をかんだ。
後半、PKの大ピンチをGK福元が止めた場面には「さすがフクちゃん。涙が出そうになった」と感極まった。直後に岩渕が先制点。流れをつかんだかに見えたが、それをすぐに手放してしまうのが今のなでしこだった。
ただ、まだ可能性は残っている。澤さんは厳しい口調で「途中から連係、連動がなくなったのが気になった。私だったらミーティングで厳しいことまでしっかり伝える」と話した上で「『前を向いていこう』と言います。まだチャンスはある。最後まで諦めず、戦ってほしい」と、現役時代さながら仲間たちを鼓舞した。