墜落被害シャペコエンセに捧ぐ…対戦予定クラブがCWCで来日 ナシオナル・メデジン

 サッカーのクラブW杯に出場する南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)が10日、関西国際空港着の航空機で来日した。

 11月28日夜、コロンビアで発生したチャーター機墜落事故で多くの選手やスタッフが犠牲になったブラジルのシャペコエンセとコパ・スダメリカーナ(南米杯)決勝で対戦予定だったナシオナル・メデジン。指揮を執るルエダ監督は関西国際空港で取材に応じ「同じフットボール界の仲間として悲しみも衝撃もあった。それを力に変え、彼らにささげるような戦いができれば。チームはそういう雰囲気で(開催国である日本に)入ってきている」と、悲劇を胸にとどめて戦う覚悟を示した。

 ナシオナル・メデジンは、14日の準決勝(吹田)から登場し、11日の鹿島-マメロディの勝者と対戦する。

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